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コメ価格の動向と政府のミニマムアクセス米輸入前倒し策

お題「令和のコメ騒動⁉備蓄米は店頭に並びましたか?」

残念ながら、まだ、随意契約米を購入できていません。最初の販売までは早かったのですが小売店には小売店の事情があるようです。

コメ価格の動向と政府の対応

小泉農相は、コメの価格高騰を抑えるために輸入時期を前倒しする方針を発表しました。具体的には、無関税の「ミニマムアクセス米」のうち主食用のコメを、通常9月に入札するところを6月27日に前倒しし、9月下旬に市場へ供給する予定です。

この措置により、備蓄米が尽きてまた価格が上がるという可能性はほぼなくなります。

ミニマムアクセス米

現在の価格状況

現在、スーパーでのコメの平均価格はまだ4,000円台と高止まりしていますが、この発表により今後は目に見えて変化が始まることが期待できます。在庫を抱える流通業者は売り急がないと古米化するリスク(古米化リスク)があるため、慎重な販売が続くでしょう。ただし、随意契約米は2,000円程度で販売されており、これより安くなることは考えにくく、暴落は起こらないと予測されます。価格は昨年程度で落ち着くとみられます。随意契約米の価格がセーフティーネットになりそうです。

ミニマムアクセス米の販売価格も随意契約米と同程度になると予測されます。

価格動向と市場の動き

小売店は随意契約米を客寄せの目玉商品として8月までにゆっくりと売り切る戦略をとる可能性が高いため、販売数量が少なく、すべての消費者にいきわたるわけではなく、国産米の需要は一定程度維持されるでしょう。

また、コメの買い控えに加え、コメ離れが進んでいることも影響し、市場全体の消費量は減少傾向にあります。暴落はないものの、目に見えて価格は下がると考えられます。新米価格は安定した水準に落ち着く見込みです。

今後の展望

今後の市場動向を見極めるうえで、政府の備蓄米放出やミニマムアクセス米の追加放出がどの程度のものになるかが大きなポイントになります。コメの価格は、流通業者の対応や消費者行動によって変動するため、慎重に観察していくことが重要です。

今後も最新の動向をチェックしながら、市場の変化を見逃さないようにしましょう。